December 30, 2009

年末エビス




年末、学校の期末が終わってからは、福岡でしばらく過ごしてたが、

東京に戻ってきたら、連日恵比寿で飲み。

恵比寿は個人的には場所が中途半端で、自分で積極的に選ぶ場所じゃないんだが、
近いし行きやすいと実感。
メンツは毎日違うのに、なぜか4日連続。高校時代の悪友何人かは、
卒業以来始めて再会。懐かしいメンツと会ってると年末って感じ。

December 20, 2009

秋学期のクラス

Term1のクラスから印象に残ったものをいくつか。

Competitive Strategy

学科長のHiroが受け持つ看板コース。
使うフレームワークはマイケル・ポーターのものが中心。
Hiroとの個人的な関係から、ポーター本人がクラスに来て
講義をしてくれたりもした。中身はなぜかCSRよりだったが。

彼のクラスは、講義ってより「ステージ」に近い。
必ず教壇より前に出てきて話すし、挑発もする。
ジェスチャーは踊りに近いこともあるくらいだが、
クラスの緊張感は一番高かった気がする。

【使ったケース】
Southwest Airlines, Bally Total Fitness, Coke vs Pepsi, The Pharmaceutical Industry, Apple, Starbucks, Wal-Mart, Airbone Express, Ducati, Edward Jones, Samsung Electronics, Shimano, Microsoft, Nutrasweet, Play Station vs Wii, Walt Disney, GE, Toyota, Roppongi Hills




Knowledge Creation

全体を通じて最初の授業で、受け持つのは野中郁次郎御大。

スタディー・グループでの議論は、自然と"The Knowledge Creating Company"の
最初の部分からということになるわけだが、これが哲学に関する部分で、
一番難解なところ。プラトンやアリストテレスについて議論してた時は、
この先どうなるかと心配したし、まー結局は消化不良のまま。

基本的には、企業内での知識創造プロセスについてモデル化した
SECIモデルをもとに、いくつかのケースについて分析・議論するわけだが、
クラスの大半を占める留学生たちが、日本語の「場(ba)」について
英語で語っているのはなかなかオツなものが…。
どっちかというと新しく出した「Managing Flows」(↓)が中心だった。

Hiroは、「まー、春先になったら分かり始めるかもな」とか言ってたが、
こうやってみんな刷り込んでいくんだろうなー。




Marketing

自分のゼミ教授Yoshiのクラス。
必修の基礎科目ってこともあって、4Pとかのフレームワークをガチで使う。
ところどころに「ちゃんと数字使え」的な示唆もあったことも含め、
結構要求水準は高かったと思う。筋トレみたいなクラスだったな。
有名なニワトリにコンタクトつけるケースとか、ゴリゴリ計算。
与えられたケースに対する提案を書く課題(POA:Plan of Action)に追われる。

【使ったケース】
Microfridge, Aqualisa, L'Oreal, Boston Beer, KimuraKK & Pramtex, Optical Distortion, Steinways & Sons, San Fabian, Rohm & Haas, Mountain View, BMW Z3, amadana, Alloy.com, Royal Bank of Scotland, Tokaibane, Haitat, SK2, Sadafco, Hurricane Island




Organizational Behavior
組織行動に興味があるのは、大学の専攻がコミュニケーションだったこととも
関係しているけど、個人的にはコミットしやすくて楽しいクラス。
Chrisの教え方は良くまとまってるし、議論のリードも上手い。

リーディングやケースも面白くて、 印象に残るものが多かった。
ストーリーとしてはエベレスト登山隊の遭難の話とか、すごく考えたけど、
仕組みでガツっと来たのが、表現はカーレースだけど、実はスペースシャトルの
話(チャレンジャーの爆発事故)だった、というところでイケイケで考えてた
自分のグループは、爆発の写真を見てかなりハッとさせられた。

December 19, 2009

秋学期

怒涛のようなTerm1が終了。

プログラム構成上、意図的に負荷がかかるようにしている、って
話だったけど、出だしはホントにキツくて、翌日に3つも4つも
ケースを読み込まないけん時に、グループ作業もあったりで、
いかに最適化を図るかが大事だったな、と。

その意味で、コース内で教授に割り当てられるのとは別に、
自分たちで自主的に組んだスタディ・グループに助けられた。
イギリス、アメリカ、オーストリア、韓国、日本(自分)っていう
5人の組み合わせは、年齢もバックグラウンドもバラバラ。
クラスの中でちゃんと存在を認識してもらうためには、沈黙はNGだし、
的外れなことも言えない。スタディー・グループでの事前準備は
検証の意味も含めて、欠かせないプロセスだった。
あと使ってなかった英語が戻るまでも結構パケットロスが酷くて、
何度も「へ?何?」と聞き返しまくってた。

でもやっぱ睡眠時間は削らざるを得なかった。
ちゃんと1.5の倍数時間(1.5時間、3時間、4.5時間)寝るようにしたが、
さすがに1.5だともたないから、家に帰ったらまず3時間寝て、
夜中から朝まで集中する、ってサイクルになりがちだったような。




学科長のHiroは、来年の夏から教授としてハーバードに復帰するため、
今学期のCompetitive Strategyが最後。
寂しいと同時に、自分は幸運と感じる。
最後の講義の後には、教授やスタッフも総出でお祝いに駆けつけた。


つかの間のクリスマス休み。