October 30, 2010

再スペイン① - セビージャ

まとまったインターバルを活用してスペイン。
前に来た時に、スケジュール的に南部を断念したこともあって、
今回はそっからスタート。

セビージャまで飛んで、一日は市内、もう一日はカルモナに。
カルモナはアラブの雰囲気もあって石畳+白壁の中を散策して回って、
高台からの眺めを楽しむだけでも大分気分が良くなった。



セビージャは天気がイマイチやったけど、400年がかりのカテドラルは
雨でも関係無し。カテドラルよりも、どっちかというとアルカサルの方が
アンダルシアっぽくて飽きなかったかな。



で、電車でグラナダに移動。

October 22, 2010

イノベーション

Reitzigのイノベーションのクラスは、リーディングが膨大で
辟易してたが、分野的には興味があるし、楽しみでもあり。
今日は"easy"ブランドの失敗事例、easycinemaとかの話。
でもスタンスは全否定ではなくて、小さいユニットでの
テスト・マーケティングのメリットとかは伝わってくる。

今日で5コマ分終わったが、この人はよく喋る。
しかも、後半に近づくとだんだんテンションが上がる。
仕方ないのかもしれないけど、ちょっと定義にこだわり過ぎの感も。

あと面白かったのは、特許の考え方。(その世界では常識、ってことらしいけど)
ビジネスをライバルをさせたくない分野に特許ポートフォリオを組むが、
必ずしも自社がそのエリアでプロダクト/サービスを出すとは限らない、と。

イノベーションと言いつつ、組織デザインにも触れてることも
あってか、亡きGhoshalの講義のビデオも出てきた。
(逆に組織行動系のクラスでは、まだ特に触れられてない)
彼の本は、留学とかMBAとか(+LBSとか)を考えるきっかけにも
なってたから、こうやって系譜が継がれてるんだな、と感心。

October 18, 2010

ジジババ来英2



先月のカミさん両親に引き続き、今度は自分の両親がロンドンに。
ストーンヘンジ方面のプチ旅も含め、5日ほど過ごす。

オヤジは海外出張族で旅慣れてて、オカンは英語教師だから
来ること&両親の旅行自体はあんま心配はしてなかったんだが、
家族で旅行なぞ中学以来、ってことで心構え的にちょっと…。

遠路はるばる孫の顔見に来てくれたありがたさはあるんだが、
オヤジとの長らくの折り合いの悪さも垣間見えて、気持ち的には
考えること/思うことだらけで、結構疲れた。不思議な感覚。

オヤジの反面教師で育ってきたつもりでも、やっぱ血は争えなくて
似てくるところも感じるし、チビが生まれてみると自分のオヤジを
見る目もやっぱり変わる。妙にイライラしてんのは自覚できたけど。

最後の朝に空港までひとりで見送った時にも、言いたいことは
浮かぶものの、反応も予測できて結局ほとんど何も言わず。

瞬間風速的にはイライラしている時間が多かったものの、長い目で
考えてみると、元気に訪ねてきてくれたのは嬉しかった。

October 15, 2010

ストーンヘンジ

2度目の国内クルマ旅は、ストーンヘンジ。
出がけにウィンザー城に寄りつつ、西へ。

…なのだけど、ストーンヘンジのちょいと北側にある
エブベリーも気になって、そこの岩見物にも行くことに。



この辺りかなと思って車を停めてみたものの、何やら
淋しい感じだったから、そこでパン食ってたオバちゃんに
聞いてみたら、↑は入口部分で、ちゃんとこの先にしっかり
駐車場もあって、変な岩がたくさん見れました。
ストーンヘンジと違って、立入禁止のトコとかないし、
楽しさ的にはこっちの方が良かったような気も…。

で、そこから10kmくらい車を飛ばすとストーンヘンジに到着。
こっちの方が明らかに人が多いし、仰々しい感じも。
まー、移動中ののどかな羊やら牛たちも含めて、良いリフレッシュ。



国内クルマ旅はナカナカ面白い。
次のターゲットはコーンウォール方面かなー。

October 11, 2010

OCEAN COLOUR SCENE in ロンドン



オーシャン・カラー・シーンのライブをロイヤル・アルバート・ホールに
観に行く。大学の頃に買い集めてたシングル盤には、カップリングに
ここでのライブ・バージョンが入ってたりしたから、かなり感慨深い。
そんな大学時代の後輩が誘ってくれたんだけど。

ステージ背面から観るって、ホント、初めての経験だったが、結構良かった。
自分は『Mechanical Wonder』以降、あんまり熱心に聴いてなかったけど、
実はコンスタントにアルバムも出していて、しっかりツアーもやってる。

盛り上がり的には、『Moseley Shoals』『Marchin' Already』の2作からの
曲が大きいのだけど、とにもかくにもカッコ良いね、彼らは。
久々にライブに行くと、やっぱもっと行きたくなる。

October 07, 2010

ワルシャワ



週末からちょいとポーランドのワルシャワに行ってきた。
何の縁も無ければなかなか選択しない場所なんだが、
カミさんの友達やら自分の先輩がいるってこともあって、
観光半分、再会半分。

寒いのはロンドンも一緒なんだが、雲ひとつないのが気持ち良い。
朝はチビを近くの公園に連れて散歩して、昼は旧市街を歩いたり、
食器買いに出かけたり、夜は旨いもん食ったり、ってしてたけど、
やっぱ現地に住んでる人に案内してもらってると、すごく安心。

October 02, 2010

アクセントの話

ロンドンでしばらく勉強する、って話になった後、何人かとアクセント、
要は訛りの話になって、イギリス英語話すようになって帰ってくるのか、
冷やかし半分に言われたけど、今んとこ影響される感じは全くない。

基本的に、ここで学生生活してる分には、教授も学生もいろんな国から来てるから、
ピュアなブリット(これも定義が難しいけど)を話す人なんてそんなにいない。
今とってる4科目も、教授はインド人、ドイツ人、イギリス人、イタリア人。
LSEでもインド人+スペイン人。学生の国籍なんてそれこそ数えきれない。

街中で働いてる人々も、それこそいろんな国の人。
それだけロンドンは外国の人が多いんだと思う。感覚的には半分以上。
国籍上イギリスでもバックグラウンドは別、って人も多いし。

まー、テレビつければちゃんとイギリス色に染まってるけど、あんま観れないし。
今んトコ一番分かんないのは、サッカー観にスタジアム行ってる時に、
周りの人と話してるときとか、そいつらの野次とか。
あ、いや、これはたぶんアクセントの問題だけじゃなくてボキャブラリーだな。
(極めて不適切な言葉、ジェスチャーが頻発してる)

だから、ちゃんとしたイギリス発音しようと思ったら、そうなろう、って努力と、
テレビであれ人間であれ、相応のインプットが要るんじゃなかろうか。

…なんてことを思い出したのは、この(↓)ビデオが回ってきたから。



あれは似てない、これは違う、という人もいるだろうし、確かに日本訛りってのは
若干違うかも、とも感じるけど、純粋に楽しかった。頑張った!
少なくとも俺は、日本語で同じように(ちょっと違ってても)24通りやってみろ、
って言われたら絶対無理。

日本のクラスでも教授が元々のアクセントは個性なんだから直すな、って
言ってたのが、何となく分かる気がする。